Case study
導入事例
電子式集塵フィルタ・ビルトイン空気清浄機をご採用いただきました導入事例紹介です。
ヤマト住建株式会社様/兵庫県神戸市
セントラル空気清浄
日本の住宅を「世界基準」に
2007年から外貼断熱工法を採用した高断熱・高気密住宅「エネージュシリーズ」を提供しています。この工法は、建物全体を断熱材で覆い、断熱性能を向上させるだけでなく、建物自体の保護にも繋がります。その結果、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住環境を実現します。全ての住宅はZEH(ゼロエネルギー住宅)以上の性能を持ち、HEAT20のG2グレード・断熱等性能等級6以上を達成。さらに、フラッグシップモデルではG3グレード・断熱等性能等級7の性能を誇ります。
また、全館空調 ”YUCACOシステム” や、室内空気循環 “エアフローシステム” を導入し、これらの技術と、高断熱・高気密住宅の組み合わせで室内の温度ムラをなくし、省エネ効果を高め、常に快適な環境を提供します。
●ご導入機種:
空気清浄ユニット FB40JB
トルネックスを知ったきっかけや導入に至る経緯を教えてください。
トルネックスを知ったきっかけはYUCACO推進機構の協議会を通じてでした。特にコロナ禍を迎え、室内の浮遊ウイルスや花粉、黄砂といった汚染物質の問題が深刻化する一方、高断熱・高気密住宅においては換気量を増やすと省エネの観点からマイナス要素となります。コロナウイルスの影響で、室内の空気質に対する関心が一層高まり、換気の重要性が再認識されましたが、高気密住宅では適切な換気を行うことが難しい面もありました。
弊社はYUCACOシステムやエアフローシステムを展開しており、この循環経路に空気清浄機ユニットを取り入れることで、より効果的な空気清浄が可能と考えました。しかし、高性能な濾過式フィルタは圧力損失が増大し、目詰まりの問題もありました。そこで、圧力損失が少なく、メンテナンスも簡単で消費電力も少ない電子式集塵フィルタに魅力を感じ、導入に至りました。
2017年頃から動きがあり、群馬県の太田モデルで設置しました。また、関西地域の黄砂問題も深刻で、空気清浄の必要性を強く感じていました。春先になると黄砂が飛来し、空がかすむほどの状況になることも珍しくなく、これにより洗濯物が外に干せないなどの問題が発生しており、室内の空気質の向上が求められていました。
導入後のご感想を教えてください。
導入後の空気質測定データから、各室でまんべんなく粒子を取り除けていることが確認でき、エアフローシステムが効果的に機能していることがわかりました。データを見る限りでは非常に清浄度の高い空気質を保つことができております。アレルギーや花粉症を持つお客様のご意見ですが、「以前よりも症状が軽くなった」とご好評いただいております。既存の住宅に後付けでご提案・ご採用いただくケースがあります。この場合取り付け前後で明確な違いを感じやすく、「室内の空気が明らかにきれいになった」との高評価を得ています。今後は、このような形でお客様に提案していきたいと考えています。
これから目指す家づくりについて教えてください。
お客様の健康に着眼し、商品展開を行ってきました。温度環境については、HEAT20のG3レベルまで供給できる体制が整いました。これからは、より上質な空気環境を提供するため、ウイルス対策や粉塵問題に取り組んでいきたいと考えています。
また、トータル的な空気質を追求し、温度や湿度、空気清浄を一体的に管理する家づくりを目指しています。湿度環境においては全館加湿ユニットを導入することで、冬場の過乾燥による肌荒れやウイルスの感染等リスクを軽減します。空気清浄ユニットとの相乗効果により健康的で清潔な室内環境を維持します。これからも、お客様の健康と快適さを最優先に考え、持続可能で高品質な住宅を提供してまいります。
インタビュー
ヤマト住建株式会社 建築事業部 執行役員 入口泰尚様
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