News
新着情報
工務店学校四国・セミナーにお邪魔しました。
2015/12/07
先日、工務店学校四国(事務局:四国エアフォーム主催)セミナーが開催されました。
工務店学校は、省エネ・健康・快適性について定期的に開催され、
今回のテーマは「変化する住宅換気の考え方について」。
住宅技術評論家 南雄三先生、慶應義塾大学教授 井上浩義先生がご登壇され、
2020年を見据えた住宅換気の省エネに関する最新のデータや、
空気環境問題を「PM2.5」という微粒子で紐解いていきました。
トルネックスは、PM2.5問題を解決するフィルタのご案内のため、
当セミナーにお邪魔させていただきました。
セミナーへご来場頂いた方も、来られなかった方も、セミナーレポートをぜひご一読ください。
11/24(火)工務店学校四国『変化する住宅換気の考え方について』
■日時: 2015年11月24日(火)13:30~17:00
■場所: ウェルサンピア伊予 2F 鳳凰の間
■ 13:30~14:30 【2020年を見据えた住宅の換気】 講師:住宅技術評論家 南 雄三先生
今年の7月に開催された『2020年を見据えた住宅換気を考えるシンポジウム』のレビューとして、
空気質はもちろん、住宅換気に関する専門家の皆様が発表された研究データなどご説明いただきました。
続いて、住宅性能上無視できない、断熱・気密と換気の関係と、換気量0.5回/hが物語る本質についてご講演頂きました。
家の空気と外の空気どっちがきれいなのか?
かつて公害によって外の空気が汚れていた時代から、室内の空気問題へシフトしていった換気の歴史を経て、
当時は外の空気がきれいという前提で作られたシックハウス法。
今はPM2.5等で外の空気が汚れている・・・といったお話をされました。
■ 14:40~16:10 【ここまでわかったPM2.5本当の恐怖】 講師:慶應義塾大学医学部教授 井上 浩義 先生
前回のセミナーに引き続き、PM2.5における人体への影響につきましては、井上先生にご講演頂きました。
井上先生は、手術室・放射線治療室の設計に携わっておられる経緯から、人体に有害な影響を及ぼすPM2.5、さらに小さな0.001μmレベルの微小粒子について、十数年以上ご研究されています。
呼吸により、ある程度の大きさの粒子を吸い込んでしまっても、咳等により外に出すことができますが、PM2.5は非常に小さいため気道をすり抜け肺に侵入してしまいます。
子供の肺は未成熟のため大気汚染の影響を受けやすいそうです。
小さなお子様のいるご家庭では、PM2.5はより深刻な問題ですね。
環境省では、PM2.5濃度が高くなった際不要不急の外出を控えるよう注意喚起されていますが、
井上先生の調査によると、屋内外のPM2.5濃度があまり変わらないという結果が出たそうです。
対策方法として多くの方が使われている、一般的なマスクは小さな粒子は素通りしてしまいます。
住宅換気で使われている織り込んだ形の一般的なろ過式フィルタも同様です。
それに対し、目の細かいフィルタは小さい粒子は捕集しますが、
汚れによる、目詰まりなど空気抵抗が増えしまう・・・とお話されていました。
■ 16:20~16:40 【空気清浄の基礎知識】 講師:株式会社トルネックス 住宅設備営業部 髙田 貴仁
弊社からは、集塵性能の測定方法、主に粗塵用フィルタ測定法となる「質量法」、中程度の濃度・粒子径を測定する「比色法」、低濃度・微小粒子を測定する「計数法」があるという説明をさせて頂きました。
弊社の電子式集塵フィルタはこの計数法で測定しています。
その他、換気風量が低下せず、集塵効率も長時間維持する特長を持つ外気清浄機についてご説明させて頂きました。
■ 16:40~17:00 【外気清浄機実践事例】 講師:四国エアフォーム株式会社 森田 元 様
主催された四国エアフォーム様は、実際に設置頂いた換気方法と併せ、
外気清浄機の効果を、屋外の空気環境に対し、お家の中の空気環境がどうなるのか、
測定データを交えご説明されております。
今回のセミナーでは、具体的な現場検証を踏まえた換気手法のご案内ですので、
ご参加された工務店の皆様には、
きれいな空気環境を実現するためのお家づくりにご理解が進んだのではないでしょうか。
トルネックス外気清浄機 商品ページ
⇒ http://www.gaiki-seijouki.jp/
■お問い合わせ先
株式会社トルネックス
TEL03-5643-5800 FAX03-5643-5801
103-0024 東京都中央区日本橋小舟町6-6小倉ビル