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4/17空気と換気の物語in九州セミナーレポート

2015/05/01

先日はご多用の中「空気と換気の物語~PM2.5もう家に入れたくない~ in 九州」
セミナーへご来場頂き、誠に有難うございます。
 
セミナーへご来場頂いた方も、来られなかった方も、セミナーレポートをぜひご一読ください。
 


4/17(金)空気と換気の物語 in 九州 セミナー・レポート


■日時: 2015年4月17日(金)14:00~ 
■場所: 福岡センタービル会議室
 
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■ 14:10~15:10 【ここまでわかったPM2.5本当の恐怖】 講師:慶應義塾大学医学部教授 井上浩義先生
 
 前回のセミナーに引き続き、PM2.5における人体への影響につきましては、井上先生にご講演頂きました。
 井上先生は、手術室・放射線治療室の設計に携わっておられる経緯から、人体に有害な影響を及ぼすPM2.5、さらに小さな0.001μmレベルの微小粒子について、十数年以上ご研究されています。
 
 九州では約70%が中国や韓国からやってくるPM2.5が原因ですが、関東地方ではこの割合が約40%程度というように、日本国内でも地域によって、PM2.5到達の由来が異なっています。
 また、鹿児島県の桜島から近い地域では比較的大きな火山灰が多く、桜島から少し離れた地域にはPM2.5のような小さな火山灰が到達するために呼吸器疾患が多いのでは?という、興味深いお話を頂きました。
 


井上先生

 
 自治体の注意喚起で、不要不急の外出を控えるよう注意喚起されていますが、室内での粉塵測定では、室内のPM2.5濃度は屋外のPM2.5濃度に対し8割という調査結果が出たそうです。 
 実はマスクのようなフィルタでは小さな粒子は素通りしてしまいます。マスクを何枚も重ねないとPM2.5は防ぐことができません・・・でも息ができませんね! といったユーモアも交えたお話で会場を笑いで包みました。
 
 
■ 15:15~15:55 【本当の空気清浄能力って?】 講師:株式会社トルネックス 技術部部長 浦田浩作
 
 弊社からは、主な住宅換気用フィルタについて、各フィルタの特徴と、メカニカルフィルタを題材に、粒子の大きさで異なる集塵のしくみから、弊社の電子式集塵フィルタの原理をご説明させて頂きました。
 続いて、集塵性能の測定方法、主に粗塵用フィルタ測定法となる「質量法」、中程度の濃度・粒子径を測定する「比色法」、低濃度・微小粒子を測定する「計数法」があるという説明をさせて頂きました。弊社の電子式集塵フィルタはこの計数法で測定しています。
 その他、換気風量が低下せず、集塵効率も長時間維持する特長を持つ外気清浄機について、データと併せてご説明させて頂きました。
 
 
■ 16:00~17:00 【人と地球にやさしい建築を求めて】 講師:一般社団法人エコハウス研究会 代表理事・建築家 丸谷博男先生
 
 1時間あたり0.5回の換気が義務化されたきっかけとなった、シックハウス症候群の原因とは?
 目に見えないほこりに含まれるハウスダストの他、室内で発生する人体に有害な物質の正体についてご説明頂きました。
 
 そのシックハウス法は、当時、外の空気がきれいなのが前提で定められましたが、近年問題視されているPM2.5や花粉等により、なんと、換気を止めているご家庭もおられるそうです。
 では、室内で発生した微小粒子や炭酸ガス等のよどんだ空気はどこに?・・・やはり適切な方法で室内の空気を入れ替える必要があるのではないでしょうか。
 ホルムアルデヒド等の有害物質や臭い成分を吸着し湿度を調整する素材で造られた「呼吸する家」として、丸谷先生が提唱する健康に配慮した住宅についてご説明頂きました。
 

丸谷先生

 
 


トルネックス外気清浄機 商品ページ
 ⇒ http://www.gaiki-seijouki.jp/
 
 
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 株式会社トルネックス 
 TEL03-5643-5800  FAX03-5643-5801
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